典型的な夏
ここ数日、関東や東北では最高気温が35度を越える猛暑日が続いているようだが、私の住んでいる関西では、最高気温はほぼ35度以内におさまっているようだ。その理由は、空に雲が多くなったからだろう。その雲には積乱雲のように上へ上へと立ち昇る雲もあるが、秋のように水平方向に薄く伸びる雲も見られるようになった。今は夏から秋への転換期であるらしい。
振り返ってみると、今年の夏は典型的な夏だったという気がする。梅雨明けは7月の20日頃だったと思うが、それから約10日間は空にほとんど雲のないカンカン照りの日が続いた。連日の猛暑日で、私の車の温度計は毎日37度、38度を示していた。一度は39度という表示が出たこともある。これは例年のことだ。
しかし、「梅雨明け10日」とはよく言ったもので、8月に入るとこのような暑さは少し和らいだ。まだ猛暑日はあったものの、空に雲が現れ始めて、気温が35度に届かない日も出てきた。「夏の朝曇り」と言って、朝は空に雲があっても日中にはその雲が取れることも多いのだが、今年の夏は一日中、空が雲に覆われていることもあり、時にはその雲から短時間、雨が降ることもあった。それはお盆前にやってきた台風の影響が早くから現れていたからかもしれない。夏の台風は雨台風というが、幸い私たちの地域にはたいした被害はなかった。
しかし、台風が過ぎた後も「台風一過の青空」とはならず、不順な天候が続いた。空は雲に覆われ、連日、雷が鳴ったり、短時間の雨が降ったりしたのだ。
そして数日前、私は家の前でトンボの群れを見かけ、その夕方、コオロギの初音を聞いて、秋が近いことを実感したのである。 (8月26日、記)
8羽の小鳥 OPEN UP JAPAN マイクロ気流 雲の王国
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