2023/07/31

              光る大空


 梅雨明け宣言からおよそ1週間、連日晴天で、猛暑日が続いている。「梅雨明け10日」ということばもあるように、この時期は最も天気が安定する時期なのだ。とはいえ、今年の夏は例年になく暑いように感じる。今から約30年前、1994年の夏も猛烈に暑く、その夏の暑さについてはいくつかの文章を書いたのを覚えているが、今年もそれに劣らぬくらい暑いように感じる。

 朝5時過ぎ、セミの大合唱に誘われて外に出てみると、朝日が家々の壁を水平方向から照らしており、頭上には青空が広がっている。青空とは言っても秋のように深い青色の空ではなく、空全体に白っぽい色の明るい光が満ちていて、空全体が光っているという感じだ。その空を短い尾を引き、太陽光をまばゆく反射させながらジェット機が飛んで行く。そして私が見上げる空の低いところを白鷺が悠然と飛んで行き、たくさんのスズメは電柱から電柱へ、屋根から屋根へと飛び交っている。

 やがて、太陽はぐんぐん高度を増し、気温はうなぎ登りに上昇する。そして昼前になると、セミはピタッと鳴き止み、我が家の庭のアジサイやツワブキはぐったりとしおれてしまう。最初はこのまま枯れてしまうのではないかと気を揉んだが、最近になって、夕方、直射日光が当たらなくなれば回復することを知った。

 私の住む彦根は東に鈴鹿山脈、西にはびわ湖があって、その向こうは比良山地になっている。昼過ぎに頭上を見上げると雲一つない青空だが、鈴鹿山脈や比良山地のあたりには背丈の高い積乱雲が林立している。まるで真っ白い衣装の巨人が何人も並んで立っているかのようだ。

 「光る海、光る大空、光る大地」という歌があったが、文字通り、湖(うみ)も、大空も、大地も光る夏だ。

二羽のカラス   あさきゆめみし    ジンと夢に酔うて   クラスター爆弾 

アメリカへの愛憎   ウソ番組   偽画像と偽動画(1)  偽画像と偽動画(2)

中性化社会    近江天保一揆の実像(1)    近江天保一揆の実像(2)

裁判員制度反対(1)  裁判員制度反対(2)  裁判員制度反対(3)  

裁判は復讐ではない   子どもを守るために   母のこと(1)  母のこと(2)

母のこと(3)       光る大空    セミたちの夏    はじめてのおつかい 

子どもを守るために(2)      給与制限法を作ろう   母のこと(4)    

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