よかった!
私の住む町内の生ゴミの収集は、毎週、月曜日と木曜日である。そこで、今日、生ゴミを出しにいったら、収集ボックスの金網の扉に「本日の収集はありません」という張り紙がしてあって、いつもは収集ボックスの中にうずたかく積み上げられている生ゴミの袋が一袋もなかった。それを見て、今日は祝日(スポーツの日)だから収集がないのだなと気づいて、ちょっと腹立たしかったけれど、重たい生ゴミの袋を家まで持ち帰った。
ところで、私の家の近くには隣の町の生ゴミ集積場がある。ここは収集ボックスがなく、ゴミを出す人はたいてい大きめのペールに入れて出しているのだが、袋のまま道ばたに置く人もいる。今朝はそんな人の出したゴミが一袋、路上にあった。私は「これは危ない」と思いながら家に帰ったのだが、1時間ほど経ってそこを見たら、案の定、2,3羽のカラスがゴミ袋を食い破って生ゴミが路上に散乱していた。一時は「私が掃除するしかないのかな」とも思ったが、ちょっと意地悪な気持ちが湧いてきて、「このまま放置したらどうなるか、観察してやろう」と、そのままにしておいた。
そして昼前、どうなっただろうかとその場を見に行くと、なんと、路上にゴミはなく、きれいに掃除されていたのである。もちろん、誰が掃除したのかは分からない。たぶんゴミを出した本人だろうが、もしかしたらゴミの散乱に気づいた第3者かもしれない。そう思うと、私はゴミを放置した自分に幾分かの後ろめたさも感じたものの、自分の出したゴミには自分で責任を持とうとする、あるいは誰が出したものでも汚ければ掃除して街をきれいに保とうとする、そんな人の気持ちに触れたようで、ちょっとうれしい気分になったのだった。
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