甘くはないね
私が担当する「大人のための科学教室」「物理大好き」という文化講座の受講者は、他の講座とともに9月始めに募集が始まった。主催者が発行する講座案内のチラシに掲載されて、新聞に折り込まれたのである。そして、9月の21日に体験講座が行われたのだが、それまでの応募者は「大人の…」が1人、「物理…」が2人ときわめて低調だった。募集が始まるまでは、部屋の定員20人を超えたらどうしようか、などと考えていた私にしてみれば、全くの期待はずれである。
そこで私は独自に広告を出すことにした。主催者発行のチラシでは、ほんの数行紹介されただけだから目立たなかったのだろうと考えて、ハガキ大の広告を地方紙に掲載してもらったのである。掲載部数は2万4千部で料金は2万6千円、私にとっては大きな出費だったが、これで5人や10人の受講者は集まるだろう、これは一種の投資だ、と考えたのである。ところがこれも大外れ、広告を見たという1人から会場に問い合わせがあったそうだが、結局、参加してはくれなかった。おまけに体験講座に来た高校生1人も参加を止めてしまったのだ。
私が文化講座の開設を申し入れた時、会場の担当者から「最小の開講人数は何人にしますか」と聞かれた。私としては10人くらいと思っていたのだが、私の意気込みを示したいと思って「1人でも希望者がいたらやらせてください」と答えた。その結果、どちらの講座も開設されることになって、先日その1回目が終わった。受講者が1人ずつで寂しかったが、2人とも意欲的な様子だったので、私としては満足した。今回2人のために全力投球し、それを手がかりに、2回目、3回目の講座も開きたいと思っているのだが、さてどうなるだろうか。
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