2023/04/19

                                       年令差別反対!


 私は10年ほど前に高校の教員を退職した後、3年前まで時間講師として、週に2,3日、教えに行っていた。ところが、2年前から講師の声がかからなくなり、現在は無職である。3年前まで勤めていた高校では、次の年も勤めるつもりで何人かの先生と話していたので、年度始めに何の連絡もなかった時はショックだった。

 声がかからなかった理由について最初に思い当たったのは理科の授業中に原子力発電に批判的な話をしたことだった。昔勤めていた高校でも原子力発電に批判的な話をしたら、親が電力会社に勤めている生徒がいて、その親から学校に抗議の声が寄せられたことがあった。だから同じことが起こったのだろうと思ったのだ。でも、その後、私が70才を超えていたことに思い当たって、年令が原因だったのかもしれないとも思った。

 そして、今年、私は大手の学習塾の講師に応募した。するとその塾から「当塾では60才を定年としています。特別の事情がある場合は65才まで働いてもらう場合もありますが、それ以上の年令の方は採用できません。あしからずご了承下さい」という断り状が来た。

 さらに最近、私はNHKの通信員募集に応募した。地域関係の映像取材をすることなどが仕事だという。ところが、こちらの方は書類選考で落ちたらしく、期日までに面接の通知が来なかった。理由の説明はなかったが、やはり年令の関係ではないかと思う。

 私は今、73才。年は取っているが何でもやる意欲はある。別に病気もないし、運動能力もそう衰えてはいないつもりだ。同じような人は他にもたくさんいるはずだ。意欲さえあれば、高齢者でも、もっともっと働ける、参加できる社会になって欲しいと思う。年令差別反対!

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