どうでもよい話
私は、今日、家の周りの生け垣の葉刈りをしている時に、大発見をした。「へっぴりごし」ということばの意味を知ったのである。
私の家の周りには、シラカシの生け垣があって、新芽が伸びてきたので剪定作業をした。樹の高さは2メートル余りあるので、脚立を立て、それに乗っての作業である。脚立に乗った私の胸くらいの高さで切りそろえるのだが、枝は前に後ろにと伸びているので、前の方の枝を切る時は身を乗り出さないと枝切りばさみが届かないし、体のそばの枝を切る時には体を反らせないといけない。しかも、脚立を建てている地面が不安定なのでうまく重心を移動させないと脚立が倒れてしまう。実際、私は5年前に脚立が倒れて地面に転落し、大腿骨を骨折して1ヵ月ほど入院したことがある。それが今もトラウマになっているのだ。そんなわけで、いろいろと不格好な姿勢を取りながら枝を切っていた時、その姿勢が「へっぴり腰だ」と気づいたのである。
脚立の上で上半身を前に出す時は、バランスを取るためにお尻を突き出さねばならない。その姿勢が「へっぴり腰」なのだ。オナラをすることを「屁をひる」というが、屁をひる時は無意識にお尻を突き出すのだろう。そのときのような、見るからに臆病でおずおずとした姿勢が「へっぴり腰」だったのである。
これは、私の新発見だった。この程度のことは、おそらく語源辞典か何かを見れば書いてあるのだろうが、私自身今まで「へっぴり腰とはどんな意味か」などと考えてみたこともなかった。私の解釈は正しいとは思うが、それが分かったからといってどうということはない。全くもって、どうでもよい話である。
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