3月は工事月間
車を運転する人ならたいてい感じていることだろうが、3月はあちこちでやたらと道路工事が多い。国道を走っていても県道を走っていても、道路工事のために片側通行になっていてイライラしながら待たされることがある。なぜ、3月はこんなに工事が多いのだろうか。
これは私の推測だが、3月で会計年度が終わるので予定されていながら着工できていなかった工事を何とか年度内に終わらせようとして、工事が集中するのだろう。予算は年度をまたいで持ち越すことができないので、4月になると予算の執行ができなくなるのだ。中には予算が余ったから、当初予定になかった工事が急遽組み込まれたというケースもあるのかもしれない。
私が高校の教員をしていた頃、学校に実験実習費というものがあった。これは主に理科や家庭科の実習に使う経費で、年度当初にまず理科と家庭科で配分比率を決め、次に理科の中で物理、化学、生物、地学の各科目に分配される。こうして配分された経費は年度内に使わなければならないので、年明けから買い物が増える。もちろん予算を返納することもできるが、予算は実績主義で配分されるので、返納すると翌年度からの配分が減らされることになり、無駄な買い物でもしてしまうのだ。
こんなことは不合理なので過去の実績などと関係なく、本当に必要な時、必要な科に、必要な予算を付けられるようにできないものかと私などは思ったりもしたが、それをしようとすると学校内に予算の配分を牛耳るボスが生まれかねない。だから多少の無駄は校内の民主主義を保つ経費だと考えることにした。学校内の無駄はせいぜい数万円だが、公共事業となれば、何百万何千万になるのかもしれない。でも、それも経費なのだ。
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